治療が終わったら歯医者も終わり??定期検診の意味とは

当院では地域の皆様にお口の大切さをお伝えしたく、月刊紙マルータ にて「はのはなし」というコラムを執筆させて頂いております。5月号は「仮歯のまま放置しても大丈夫?」という内容でした。

仮歯のまま放置とまでは言いませんが、歯の治療後にメインテナンスを受けずにそのままの方、多いのではないでしょうか。

先進国では、「虫歯、歯周病は歯科検診で予防するのが当たり前」ですが、日本では「痛くなったら歯医者に行く」という考えの方が多いと実感しています。

例えば、虫歯で歯が痛くなって数ヶ月かけて被せをしたとします。虫歯は確かに治ったのだけれども、虫歯になった原因まで治せているでしょうか?

歯科の定期検診では虫歯になりやすい場所を重点的にチェックしてクリーニングすることで虫歯の元になる細菌を減らしたり、歯周病の原因となる歯石を早期に取り除くことで歯周病が進み難い、ならない環境作りを行います。

定期検診は3〜6ヶ月に一回、1時間もかかりません。お口の健康を保つためにも、定期的に歯科検診を受ける事が大切ですよ。