インプラント・入れ歯・ブリッジ何が違うの?

皆さんこんにちは 香川県丸亀市にある大西歯科医院です。

『インプラント・入れ歯・ブリッジ、結局どれが良いですか?』
『インプラント・入れ歯・ブリッジそれぞれの治療の特徴を知りたい』
『インプラント・入れ歯・ブリッジの違いはどんなものがありますか?』

歯を失ったときの治療の選択肢として、インプラント・入れ歯・ブリッジの3つが挙げられます。

そこでこの記事では、インプラント・入れ歯・ブリッジの治療法と特徴を解説し、さらに歯科医院の選び方について、インプラント治療を専門的に行う香川県丸亀市の大西歯科医院、院長の大西が詳しく解説します。

インプラント治療とは?

インプラント治療は、痛い歯を人工の歯根で補う治療法です。
歯の抜けた部分の顎の骨にチタン製のインプラントを埋め込み、その上に人工歯を取り付けます。インプラントは顎の骨にしっかりと固定され、見た目や噛み心地が天然歯に近いため、周りの歯に負担をかけず、噛む力も均等に分散されます。

入れ歯治療とは?

入れ歯には「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2種類があります。
部分入れ歯は、クラスプと呼ばれる金属のバネを歯が失われた部分の両隣にかけて固定します。針金で固定するため審美性が損なわれます。
総入れ歯は、歯が全く残っていない場合に適用されます。顎の形をしたピンク色の土台に、義歯を並べたものを製作します。そしてピンク色の土台ごと口の中に入れて使います。

ブリッジ治療とは?

ブリッジ治療は、失った歯の部分を人工歯(ブリッジ)で補う治療法です。
隣接する健康な歯を削って、その上に人工歯を橋渡しのように固定する仕組みです。主に部分的な歯の欠損に使用され、比較的短期間で治療が完了します。
治療後は定期的に歯科医によるチェックと調整が必要です。

インプラント・入れ歯・ブリッジはそれぞれどう違うの?

インプラント・入れ歯・ブリッジのそれぞれの違いについて、以下の5つの項目で比較していきます。

1.治療方法
2.審美性
3.機能面
4.健康面
5.治療期間

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

治療方法

治療方法の違いからご紹介します。
インプラントは、歯ぐきを切開して顎の骨に穴を開ける外科手術が必要です。
さらに埋め込むための骨の量が足りない場合は、骨造成と呼ばれる骨の量を増やす手術を行うこともあります。
ブリッジのように健康な歯を削る必要はありません。
しかし、ブリッジや入れ歯では外科手術は不要で、基本的に製作した被せ物を固定するだけの治療です。
治療方法の大きな違いは、外科手術が必要かどうかとの点になります。
・インプラント:歯を削る必要はないが、顎の骨に穴を開けて部品を埋め込むため外科手術が必要
・ブリッジ:土台となる歯を削った後、型を取って製作した被せ物を装着するため外科手術は不要
・入れ歯:型を取って顎や舌の大きさに合わせて製作するため外科手術は不要

審美性

審美性で最も優れているのはインプラントです。インプラントでは天然歯と遜色のない仕上がりとなります。固定するための金属が見えることもほぼありません。
対してブリッジは、素材により審美性が大きく左右される治療法です。保険適用内の素材で被せ物を製作すれば審美性は損なわれますが、保険適用外となる素材を用いれば、インプラントのように天然歯と遜色のない仕上がりも可能です。
入れ歯は審美性に劣ることが多く、部分入れ歯の場合は固定するための金属のバネが見えて違和感があることも少なくありません。
最近では金属のバネが見えないタイプの入れ歯もありますが、保険適用外の治療となります。
・インプラント:天然歯とほぼ同じように見えて美しい
・ブリッジ:色が天然歯と違うこともあるが、保険適用外の素材を用いれば天然歯に近い仕上がりとなる
・入れ歯:色が天然歯と違い、さらに部分入れ歯の場合は金属のバネが見えてしまうことがある

機能面

機能面でもインプラントが最も優れています。ブリッジも機能面では優れるとされますが、インプラントに比べると咀嚼や発音に支障が現れるケースが多いようです。
最も機能性で劣るのは入れ歯で、咀嚼力が低下したり、発音がしにくくなったりする可能性が高いでしょう。機能面は審美性と同じで、インプラントが最も優れています。
・インプラント:咀嚼・発音ともに天然歯とほぼ同じようにできて機能面に優れる
・ブリッジ:天然歯に近い機能性がある
・入れ歯:咀嚼・発音ともにしにくくなり、機能性が劣る

健康面

顎の骨は咀嚼時に刺激を受けないと、吸収されて徐々に痩せていきます。インプラントは顎の骨に固定されるため、周囲の歯や顎の骨への悪影響はありません。
しかし、メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎にかかり、脱落しやすくなります。
ブリッジや入れ歯は顎の骨ではなく、土台となる歯により支えるタイプの被せ物です。咀嚼のたびに健康な歯への負担が大きく、負担がかかる歯の寿命が短くなることもあるでしょう。
さらに、骨への刺激が伝わりにくいため、顎の骨が吸収されやすく、徐々に痩せていきます。
・インプラント:周囲の歯や骨に悪影響はないが、メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎になることがある
・ブリッジ:健康な歯を削ること、咀嚼のたびに負担がかかることから両隣の歯に負担がかかり、骨が吸収されやすい
・入れ歯:部分入れ歯の場合は土台となる歯に負担がかかり、骨が吸収されやすい

治療期間

治療期間は患者様の口腔内の状態や適用される治療、治癒状況により変わります。
しかしインプラントは一般的に6~12か月ほどが平均であるとされ、3つの治療法の中では最も治療期間が長くなるでしょう。治療が長引きがちな理由は、外科手術を行うことで治癒期間が必要となるためです。
対してブリッジと入れ歯の治療期間は1~2か月です。
ブリッジや入れ歯の治療期間に比べると、インプラントは治療が終わるまでの負担が大きい治療です。
・インプラント:6~12か月
・ブリッジ・入れ歯:1~2か月

インプラント・入れ歯・ブリッジ、それぞれの治療がおススメな人

インプラント・入れ歯・ブリッジ、それぞれの治療法がおススメな人は下記の通りです。

インプラントがおすすめの人

・天然歯と変わらない見た目・機能性を求める方
・長く使い続けられる治療を選択をしたい方
・健康面に配慮したい方
・健康な歯を削りたくない方
インプラントは天然歯とほぼ変わらない見た目・機能性を持っています。そのため治療前に比べて違和感なく、咀嚼や会話を楽しんでいただけるでしょう。
また、インプラントは治療期間が長くなりがちですが、寿命も長い傾向です。そのため長期的な視点から見れば、治療のための通院期間が短くなり、総体的な治療の負担は少なくなると考えられます。
そして全身の健康に配慮している方にもインプラントがおすすめです。
口内の健康は全身に健康に影響を与えます。将来も長く健康を保ちたいと思われているなら、インプラントが第一の選択となるでしょう。

入れ歯がおすすめの人

・保険診療を希望される方
・歯を削合を避けたい方
・外科手術を避けたい方
・全身状態や顎の骨の状態からインプラントが適用でない方
入れ歯は歯が1本も残っていない状態でも、総入れ歯で解決できます。
インプラントでも対応可能ですが、すべての歯をインプラントにすると治療費はかなり高額となります。
歯が残っていない状態でも、費用を抑えながら治療を受けられるのが入れ歯のメリットです。
ただし、審美性や機能面では他の治療方法に比べて劣るため、納得のうえで治療を受けられる方が入れ歯に適しているでしょう。
使えなくなった場合には再度通院が必要です。将来的に再治療のための通院が可能で、外科手術を避けたい方は入れ歯をおすすめします。

ブリッジがおすすめの人

・保険診療を希望される方
・時間がなく長期的な通院が難しい方
・外科手術を避けたい方
ブリッジは審美性において、インプラントよりは劣りますが、入れ歯よりも優れた治療法です。
また、治療期間が短く長期的な通院が難しい方にも適した治療法です。
恐怖心や身体的な負担から、外科手術を避けたいと考える方もブリッジが良いでしょう。

歯を抜いた後の治療法で悩んでいる方へ

インプラント・入れ歯・ブリッジは、どれも失った歯を補う治療法ですが、治療法もメリット・デメリットも異なります。各治療法の特徴を記事でご紹介したので、参考にしていただければ幸いです。また、適切な治療を受けるためには、歯科医院選びが重要です。
歯科医院の技術や実績についても確認しておくと安心して治療が受けられます。
適切な治療を受けることで、歯を失ったことによるストレスから解放され、食事はもちろん日々の生活も各段に過ごしやすくなります。
当院はどの治療においても豊富な実績があり、患者様の口の状態やご要望に合わせて、各専門医が総合的に判断し治療をご提案できます。

まとめ:香川県丸亀市でインプラント治療をお考えの方は大西歯科院までご相談ください

インプラント・入れ歯・ブリッジ、それぞれの治療にはメリット・デメリットがあります。インプラントは治療期間が長く、外科手術が必要ではありますが、審美性・機能面・健康面で優れた結果を出すことが多い治療法です。ブリッジや入れ歯は治療期間が短いものの、インプラントほど使い勝手に優れたものではありません。
インプラント治療をお考えの方は、ぜひお気軽に大西歯科医院までご相談ください。

インプラントは誰でも受けられる?年齢制限や条件について解説

皆さんこんにちは 香川県丸亀市にある大西歯科医院です。

『インプラントは何歳になってから受けられるものですか?』
『インプラントを受ける際に年齢以外の条件はどういうものがありますか?』
『インプラントができないのはどんな人ですか?』

インプラントは自分の歯と変わらない見た目や噛み心地が再現できる素晴らしい治療ですが、すべての人に治療が適応できるわけではありません。「年齢」もその1つで、例えば子どもの場合はインプラント治療の対象外となります。

そこでこの記事では、インプラントの年齢制限について、治療が受けられる年齢や注意点などについて、インプラント治療を専門的に行う香川県丸亀市の大西歯科医院、院長の大西が詳しく解説します。

インプラント治療における年齢制限

インプラントは永久歯を失ってしまった部分を補う治療の中で、最も天然歯に近い見た目と機能を回復できるといわれています。顎の骨に穴をあける外科手術が必要ということもあり「高齢者や子どもでもできるのか?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
骨の成長過程にある未成年に対しては基本的に治療ができません。「〇歳から」という年齢制限は設けられていませんが、目安として18歳以上から適応となるのが一般的です。
治療が受けられる年齢の上限はなく、18歳以上でその他の条件を満たせば基本的に誰でもインプラント治療は受けられます。

インプラント治療において「年齢」以外の条件とは?

基本的に何歳の方でもできるインプラントですが、外科手術が伴うため体への負担が大きい治療となります。インプラント治療において年齢以外の条件は、主に以下4つです。

持病がない
薬の服用歴
清潔な口腔内を保つこと
手術に耐える体力があること

具体的な内容は以下で詳しくご説明します。

持病がない

インプラント治療は、持病がないことが重要です。
特に、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症などの生活習慣病がある場合は注意してください。局所麻酔の薬剤の使用制限や、手術時の出血リスクの増大、骨との結合不良など、インプラント治療に影響を与える可能性があります。
そのため持病に関する不安がある方は、事前に歯科医院にてご相談ください。

薬の服用歴

高齢者には、何らかの病気によって薬物治療を受けている方が多いです。服用している薬の種類によっては、インプラント治療を受けられない可能性があります。

代表的なものとして、抗凝固薬やビスホスホネート製剤が挙げられます。手術時の出血リスクや骨溶解の副作用が懸念されるため、事前の確認が必要不可欠です。
インプラント治療を希望する場合は、服用中の薬について歯科医師に相談しましょう。

清潔な口腔内を保つこと

インプラントの外科手術では、術後の傷口に細菌が感染すると腫れや痛みが長引くほか、インプラントが骨にうまく定着しない恐れがあります。
特に、ご高齢の方は若い方に比べて免疫力も弱くなっていることから、術後の感染には細心の注意が必要です。治療の予後を良好にするためにも、これまで以上にセルフケアを徹底しましょう。

手術に耐える体力があること

インプラントは外科手術を伴いますので、手術に耐えられる体力がないといけません。
加齢により体力が低下している高齢者にとって、インプラント埋入手術は負担が大きい可能性があります。手術はもちろん、術後のメンテナンスや適切な食事摂取にも十分な体力が必要です。

インプラント治療は誰でも受けられるわけではない

歯を失った方たちにとって、インプラント治療は今後の人生を豊かにするための治療法のひとつとなりましたが、誰でも受けられるわけではありません。
インプラント治療を受けられないケースをご紹介します。

年齢が若すぎる
歯周病や虫歯がある
骨が薄い
糖尿病の方
血液透析を受けている方
妊娠している
喫煙している

具体的な内容は以下で詳しくご説明します。

年齢が若すぎる

顎の骨が成長段階であるうちに治療をしてしまうと、治療途中に顎の骨が成長をし、インプラントに不具合を起こしかねません。骨の成長にも個人差があり、その成長スピードを予測することも困難です。
基本的には18歳以下や20歳未満といった区切りでインプラント治療を受け付けていない歯科医院がほとんどです。

歯周病や虫歯がある

虫歯があったり、重度の歯周病がある場合、インプラント手術の際に口腔内感染を起こし、顎の骨と人工歯根がうまく結合できなくなる可能性があります。
また、重度の歯周病がある状態でインプラント治療を行った場合、歯周病菌が原因となり「インプラント周囲炎」というインプラントの周辺組織を破壊する病気にかかってしまう可能性があるのです。
こういった場合には、先に虫歯や歯周病の治療を行い、症状が改善してからインプラント治療を開始します。

骨が薄い

「インプラント=人工の歯を埋め込むもの」ですが、その人工歯根は、歯ぐきの内側にある骨「歯槽骨」に埋め込むことになります。
人工歯根がしっかりとした歯槽骨がなければ埋め込むことができません。仮に歯槽骨が脆い状態で人工歯根を埋め込んだとしても、暫くして抜けてしまったり、折れてしまったりする可能性があるのです。
インプラント治療を行う場合には、歯槽骨に治療に耐えられるだけの十分な厚みと高さが必要となります。

糖尿病の方

糖尿病を患っている場合で、さらに血糖値のコントロールが難しい場合はインプラント治療ができない可能性があります。 糖尿病を患っている方は、免疫力や抵抗力が低下していることが多く、インプラント手術によってできた傷口の回復が遅くなりがちです。歯周病のリスクも高いため、先にご紹介した「インプラント歯周炎」を発症するリスクも高くなってしまいます。

血液透析を受けている方

インプラントの治療では外科手術を行い、その際には傷ができますし出血も伴います。
腎疾患のある方は、免疫力が低下しやすく、傷の回復にも時間がかかる傾向があることからも、インプラント治療はおすすめできません。
重度の腎疾患のため人工透析を受けている方は、手術によって細菌が臓器に回ってしまうリスクがあり、骨も脆い方が多い傾向があるため、インプラントでの治療は難しいでしょう。

妊娠している

インプラント治療は妊娠中に絶対にできないというわけではありませんが、インプラント治療では、手術や投薬、レントゲンを行う必要があるため、母子の安全性を考えると妊娠中の治療は避けた方が良いです。
インプラント治療のことで何か精神的な不安を抱えてしまい、お腹の赤ちゃんの成長に万が一のことがあってはなりません。

喫煙している

喫煙者の方は、インプラント治療が難しいです。インプラント治療では人工歯根と顎の骨を結合させる必要があり、そのためには血流が十分でなければいけません。
喫煙によって発生する一酸化炭素は血流を悪くさせるだけではなく、タバコに含まれるニコチンも血管を収縮させるため、人工歯根と顎の骨がしっかりと結合できなくなる可能性が高まります。
また、喫煙者は歯周病になりやすく、インプラントの治療後もかなり注意が必要になります。インプラント治療と喫煙の相性は非常に悪いのです。

インプラント治療を受けるときの注意点

インプラント治療を受けるときの注意点は、主に以下の5つです。

万全な体調管理
服用している薬をしっかりと伝える
喫煙や飲酒
実績や信頼のある歯科医院を選び
治療費の確認

具体的な内容は以下で詳しくご説明します。

万全な体調管理<

インプラントの治療には、万全な体調でお越しいただき、しっかりと安心した状態で治療に望んでいただくことが望ましいです。
口腔内に器具が入った状態だと苦しさを感じてしまう可能性があります。前日や少し前からはしっかりとよく寝て、食事もしっかりとることを意識してください。

服用している薬をしっかりと伝える

薬を服用している場合には担当の歯科医師にしっかりと伝えることが必要です。
動脈硬化を防ぐための薬や糖尿病に対する薬などは血液をサラサラにする成分が含まれており、それを服用したままインプラントの治療を行うと血液が凝固せず、出血過多になってしまったり、傷口がふさがりにくくなる可能性があり、場合によっては命に危険が及ぶこともあります。
薬の種類に関わらず服用している薬がある場合には歯科医師に申告をしてください。

喫煙や飲酒

喫煙はインプラント治療の成功率に悪影響を及ぼす可能性があります。
喫煙は血流を制限する可能性があり、インプラントと骨の結合が妨げられる可能性があり、インプラント治療後も常習的な喫煙を続けていると、インプラントが脱落する可能性が上がります。
さらに、喫煙の影響は血の固まりやすさにも影響を及ぼす可能性があります。
インプラントは血肉を切開する外科手術にあたるため、血が固まりにくいと傷口がふさがりにくくなり、細菌がはいることで感染症にかかったり治療期間が長くなる可能性があります。
また、過度な飲酒はインプラント治療の成功率に悪影響を及ぼす可能性があります。
過度な飲酒は血流を増大させ、血圧を上昇させます。インプラントの治療後すぐに過度な飲酒を行うと傷口が開いたり、周辺の部位の腫れが激しくなったり、出血があったりします。

実績や信頼のある歯科医院を選び

インプラント治療を受ける際は、実績があり信頼できる歯科医院を選ぶようにしましょう。
加齢に伴い、顎の骨量や質が低下している高齢者の場合、「骨造成」といった追加の手術が必要になることがあります。
しかし、全ての医院が骨造成を提供しているわけではありません。自身に適した治療が提供できる実績と信頼性の高い歯科医院かを見極めることが、インプラント治療の成功に直結します。

治療費の確認

インプラント治療は高度な技術と専門的な材料を必要とするため、一般的な歯医者での治療に比べて費用が高くなる傾向があります。
一般的に保険の適用外となることが多いため、治療費用の見積もりと支払い方法について事前に確認しておくことは重要です。

まとめ:香川県丸亀市でインプラント治療をお考えの方は大西歯科院までご相談ください

インプラント治療において一般的な年齢制限が設けられていますので、参考にしてみてください。
また、年齢だけではなくインプラント治療を受けたいと思っても受けられないケースもありますので、一度ご自身の健康状態や口腔内状況を歯科医院で調べてみましょう。
インプラント治療をお考えの方は、ぜひお気軽に大西歯科医院までご相談ください。

インプラントとは?インプラントのメリット・デメリットを徹底解説

皆さんこんにちは 香川県丸亀市にある大西歯科医院です。

『歯を失ってから思いっきり食事を食べれてない』
『1本でも歯を失ってしまうと周りの人の目を気にして思いっきり笑えない』
『歯を失った部分にインプラントをするか悩んでいる』

歯を失ったとき、好きなものが食べられなくなってしまったことにショックを受ける方は少なくありません。またこのショックの大きさは、歯を失うまでなかなか気づけないものです。
失ってしまった歯の機能を天然歯同様に取り戻す治療が「インプラント治療」です。

そこでこの記事では、インプラント治療とインプラント治療におけるメリット・デメリットについて、インプラント治療を専門的に行う香川県丸亀市の大西歯科医院、院長の大西が詳しく解説します。

インプラント治療とは

歯周病などで歯を失った部分の顎骨にチタン製のインプラント(人工歯根)を埋め込み、その上にセラミック製の人工歯を装着する治療方法です。
天然歯と同じように力を入れて噛むことができ、美しく自然な見た目に仕上がります。
機能性と審美性に優れているため、歯を失った場合の治療方法として最も適切と考えられますが、外科手術をともない、費用も高額になるため、すべての人に適応するとは限りません。
また、治療後に適切なメンテナンスを行なわないとインプラント周囲炎を発症し、インプラントを長く使えなくなることがあるため、定期的にメンテナンスを受け続けることが大切です。
インプラントを検討されている方は、歯科医師からしっかりとメリット・デメリットなどの説明を受け、ご自身で治療内容を理解し、納得したうえで治療を受けることが大切です。

歯を失ったままにしておくリスク

歯が1本抜けたとしても、特に奥歯の場合には目立たないので、反対側で噛めれば特に不便を感じないかもしれません。そのような状態を放置してしまうとバランスが崩れ、思いもかけないさまざまな悪影響や不具合が起こってきます。

  • その後の治療が難しい
  • 他の歯を弱らせてしまう
  • 発音がしにくくなる
  • 顎の骨が痩せてしまう
  • 審美性が損なわれる

具体的な内容は以下で詳しくご説明します。

その後の治療が難しい

歯並びや噛み合わせは、1本1本の歯が調和してできています。1本でもなくなると途端に乱れ始めます。放置している時間が長いほど乱れは大きくなり、その後の治療が難しくなってしまいます。

他の歯を弱らせてしまう

歯を失うと反対側の歯を使うことが多くなり、歯が異常に摩耗して歯が割れたりして歯の寿命を縮めてしまう原因になります。
失った側の方は使わなくなるため、唾液の流れが悪くなり、歯垢や歯石が溜まりやすくなりますので虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

発音がしにくくなる

歯が抜けた部分から息が漏れ、上手に発音ができなくなることがあります。

顎の骨が痩せてしまう

歯を失った骨は、噛む刺激を受けないとどんどん痩せ衰えていき、骨の量が少なくなっていきます。いつかインプラントをしようとしても、骨が足りずにインプラント治療が難しくなってしまう可能性があります。

審美性が損なわれる

歯を失って時間が経つと骨や歯ぐきが痩せるので、頬がこけて見えたり、顎がたるんで老けて見えます。片方で噛んでいると、噛む筋肉が左右でアンバランスな状態となり、片方だけにほうれい線や顔のたるみが出てしまうこともあります。
奥歯を失って奥歯で噛めなくなることにより、前歯に負担がかかりすぎてしまい、前歯が出っ歯になってくることがあります。

インプラント治療のメリット

インプラント治療のメリットは、主に以下の5つです。

  • しっかりと噛めて食事を楽しめる
  • 見た目が自然で審美性が優れている
  • 周囲の歯に負担をかけない
  • 骨が痩せるのを防げる
  • 健康面・精神面の向上に繋がる

具体的な内容は以下で詳しくご説明します。

しっかりと噛めて食事を楽しめる

失ってしまった歯のところをインプラントにすることによって、「自分の歯と同じような感覚でしっかりと噛む」ことを取り戻すことができます。
自分の歯を失って入れ歯にした場合は、違和感や食べ物が入れ歯に挟まる問題が出てくることもあり、「しっかりと噛めない」と悩んでいる方も珍しくありません。
しかし、インプラントだと失った歯の歯根の代わりとしてあごの骨に直接埋め込み、それを土台として人工歯を取り付けるため、天然の歯と同じような感覚でしっかりと噛むことができます。
また、インプラントの材料にはチタンが多く使われているため骨と結合しやすく、劣化しにくいという特徴があります。インプラントが骨に固定されることによって、強い力がかかっても耐えることができます。

見た目が自然で審美性が優れている

インプラントは見た目が自然であり、審美的に優れていることも大きなメリットです。
保険適用の入れ歯やブリッジの場合はどうしても色味が不自然になってしまったり、入れ歯の場合は笑ったときに金具が見えてしまったりするケースもあります。
一方、インプラントの人工歯部分にはセラミックやジルコニアなどが使われることも多いため、天然の歯と同じような自然で美しい歯が手に入れることができます。

周囲の歯に負担をかけない

歯科治療において、単なる歯の修復だけでなく、周囲の歯との調和も重要です。
ブリッジの場合には、歯を抜いた隣の歯を削り、抜いた部位を含めて複数本の被せものを連結して製作するため、隣の歯はより多くの力を負担しなければなりません。虫歯でもない歯を削るのはデメリットが大きすぎます。
また、取り外し式の入れ歯では、ブリッジのように大きく歯を削る必要が少ない治療法ですが、隣もしくは反対側の歯に金具を引っ掛けるため、こちらも健康な歯への負担がでてきます。
インプラントでは、歯を抜いた部位のみで処置や被せ物が完結するため、周囲の歯に負担をかけず、骨に支えられた強い人工の歯として使うことができます。取り外しもなく、患者さんの手間を省けるのもメリットです。

骨が痩せるのを防げる

歯がなくなって咀嚼しにくくなると、骨が徐々に痩せていきます。
入れ歯などによって咀嚼の刺激が顎の骨に伝わりにくくなると、骨が少なくなっていってしまいます。
しかし、インプラントであれば歯根を顎の骨に埋め込む治療法であるため、しっかりと噛むことができ、顎の骨への刺激も与えられます。顎の骨が痩せることを防ぎ、しっかりと噛み続けられます。

健康面・精神面の向上に繋がる

インプラント治療によってしっかり噛めるようになることは、健康面・精神面の向上にも繋がります。私たち人間は噛むことによって脳に刺激を与えることができ、それによって脳が活性化されるのです。
また、しっかり咀嚼できるようになると唾液の分泌が促されるため、近年注目されているパロチンという若返りホルモンの分泌にも期待できます。

インプラント治療のデメリット

インプラント治療のデメリットは、主に以下の4つです。

  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長くなる
  • 治療後は定期的なメンテナンスが必須
  • 治療できないケースがある

具体的な内容は以下で詳しくご説明します。

外科手術が必要

インプラント治療では、あごの骨にインプラントを埋め込むための手術が必要になります。
麻酔で痛みはかなり軽減されますが、体には確実に負担がかかってしまいます。持病があって薬を飲んでいる場合や妊娠している場合などは、事前に歯科医師に相談するようにしましょう。
手術中は麻酔によって痛みは感じませんが、全身麻酔と違って意識がハッキリしているため、メスやドリルに対して恐怖や緊張を感じる方も少なくありません。

治療期間が長くなる

ブリッジは約1~2週間、入れ歯は1~2ヶ月程度ですが、インプラント治療は通常の歯科治療をする場合よりも治療期間が長くなります。
通院回数は、手術以外にも抜歯や経過観察などで5回程度は必要になり、治療期間は症状によってそれぞれ異なりますが、6ヶ月程度かかる場合もあります。
インプラントの治療期間が長いのは、埋入したインプラントが骨と結合するまで2ヶ月程度の時間を必要とするからです。
しかし、時間をかけてしっかり定着させることで、骨とインプラントの結合が強くなり天然歯のように使うことが出来るようになります。

治療後は定期的なメンテナンスが必須

インプラント治療終了後は、インプラントの定着状態や被せ物や噛み合わせの状態などを定期的にチェックする必要があります。
メンテナンスは3か月に1回程度のペースで受けるのがおすすめです。
インプラントの人工歯自体が虫歯になることはありませんが、インプラント周辺の歯ぐきなどが歯周病菌に感染して「インプラント周囲炎」という病気になることがあります。
インプラント周囲炎は、歯周病のような症状を引き起こし、最悪の場合はインプラント脱落の原因となります。患者様が行っている毎日のセルフケアも重要ですが、セルフケアではどうしても完璧に磨き残しを無くすことは難しいです。
歯科医院へ定期的に通ってメンテナンスを受けて口腔内の清掃状態や病気の兆候などを確認しましょう。

治療できないケースがある

糖尿病や高血圧症、骨粗しょう症などの病気にかかっている方は、インプラント埋入手術を受けられない可能性があります。
インプラント治療の良好な予後を妨げたり、手術に使う薬剤が患者様の状態に悪影響を与えたりすることがありますので、まずは歯科医にご相談ください。
また、妊婦の方や18歳以下の方はインプラント治療を受けることができません。妊婦の方は、手術に伴う緊張や恐怖によるストレスから、貧血などの悪影響をお身体に与えてしまうリスクがありますので、出産後落ち着いてからの治療をおススメします。
また、18歳以下の若い方は顎の成長が止まっていないため、埋入手術をすると人工歯根が骨の中に埋まってしまう可能性がありますので顎の成長を待ってから検討すると良いでしょう。

まとめ:香川県丸亀市でインプラント治療をお考えの方は大西歯科院までご相談ください

歯を失った後は、放置する期間が長くなるほどいろいろな不具合が起こってきます。「特に不便を感じないから」などという理由で放置はしないようにしましょう。
インプラント治療は自分の歯のように強く噛むことができる優れた治療法ですが、治療費などデメリットも存在します。インプラントを選択するかを決めるためには、メリットやデメリットについてしっかり理解しておくことが重要です。
インプラント治療をお考えの方は、ぜひお気軽に大西歯科医院までご相談ください。

歯がしみる!には訳があります

歯がしみる場合、虫歯が原因のことが多いですが、知覚過敏の場合もあります。
知覚過敏の原因はいくつかあり、歯周病や噛み合わせの影響で歯茎が下がり歯の根が露出する事で起こります。
また、無意識に行なっている歯ぎしりが原因で、知覚過敏になる場合もあります。
歯ぎしりは無意識にしている場合が多いので治すことは難しいですが、ナイトガード(マウスピース)を寝ている間に使用し、歯へのダメージを減らすことができますよ。

炭酸飲料や健康に良いと有名なお酢を頻繁に摂取する習慣があると、歯は簡単に溶けて内部の象牙質が露出します。そうすると象牙質が露出し知覚過敏が起きやすくなります。
酸っぱい飲み物や食べ物に心当たりがある方はだらだら食べないようにして、食生活も気をつけてみて下さいね。
1.2週間ほど知覚過敏用の歯磨き粉を使用しても効果がないときは、知覚過敏ではなく虫歯や歯周病の可能性も考えられますので、ご相談下さい。

「顎が小さい」について

歯並びが悪くなる原因として「歯が大きい」「顎が小さい」が挙げられますが、その中でも「顎が小さい」について少し深くお話します。

なぜ顎が小さくなるのか?
その原因の一つに「口呼吸」が挙げられます。
なぜ口呼吸で顎が小さくなるのかというと、口呼吸により、下顎骨に付着する筋肉の成長が阻害され、同時に顎骨の成長も十分に行われないまま、小さく後退した形態になってしまいます。

最近では、口呼吸のお子様が多くなっています。
口呼吸は歯並びだけではなく、様々な影響を及ぼします。
鼻が詰まりやすい、口がポカンと開いている、唇が乾いている、イビキや歯ぎしりがある、口を閉じると顎の先に梅干状のシワができる、口臭がある、口内炎ができやすい、などです。
一つでも当てはまる場合、口呼吸の可能性があります。

口呼吸を治す方法として、みなさんも聞いたことがありますでしょうか?
「あいうべ体操」があります。
口呼吸を直すために舌筋を鍛える方法です。

大西歯科ではいつでも相談受け付けています。

治療が終わったら歯医者も終わり??定期検診の意味とは

当院では地域の皆様にお口の大切さをお伝えしたく、月刊紙マルータ にて「はのはなし」というコラムを執筆させて頂いております。5月号は「仮歯のまま放置しても大丈夫?」という内容でした。

仮歯のまま放置とまでは言いませんが、歯の治療後にメインテナンスを受けずにそのままの方、多いのではないでしょうか。

先進国では、「虫歯、歯周病は歯科検診で予防するのが当たり前」ですが、日本では「痛くなったら歯医者に行く」という考えの方が多いと実感しています。

例えば、虫歯で歯が痛くなって数ヶ月かけて被せをしたとします。虫歯は確かに治ったのだけれども、虫歯になった原因まで治せているでしょうか?

歯科の定期検診では虫歯になりやすい場所を重点的にチェックしてクリーニングすることで虫歯の元になる細菌を減らしたり、歯周病の原因となる歯石を早期に取り除くことで歯周病が進み難い、ならない環境作りを行います。

定期検診は3〜6ヶ月に一回、1時間もかかりません。お口の健康を保つためにも、定期的に歯科検診を受ける事が大切ですよ。

噛み合わせについて

実は噛み合わせが良い方が治療は早く終わります。

皆さんは噛み合わせが良いとはどんなイメージがありますか?
歯並びが綺麗だったら噛み合わせが良いというイメージが強いのではないでしょうか?
今日はその噛み合わせについて少しお話させていただきます。

実は、歯並びが良くても噛み合わせが良いとは限りません。
噛み合わせが良い条件とはこんなことがあげられます。

・上の前歯が下の前歯を2?3mm覆ってること
・下顎を左右にずらしたとき犬歯が当たっていること
・左右が対称であること

などがあげられます。
皆さんの歯の噛み合わせはどうでしょうか?
噛み合わせに違和感が感じる方がいらっしゃったら一度是非ご来院ください。

新しい器械を導入しました

大西歯科に、新しい滅菌器を導入しました!

滅菌器には、クラスB、クラスS、クラスNといったランクがありますが、

より患者様に安全な歯科治療を受けて頂きたいので、最高ランクのクラスBを

導入いたしました。

これまでも、器具の滅菌は行ってまいりましたが、

コロナ渦の中、より感染対策を徹底していきたいと思います!

歯磨きの豆知識

今日は歯磨きについての豆知識をご紹介いたします。

皆さんは1日の間で歯磨きをいつ行っていますか?
その歯磨きのタイミングについてお話いたします。

まず、”食べたら磨く”を習慣付けるようにしてみてください!
ご飯やお菓子を食べた後は歯垢が酸性に傾くため、少しずつ歯を溶かしていきます。
そうならない様に”食べたら磨く”ようにしましょう!
虫歯予防にはフッ素入りの歯磨き粉が適しています。
歯をより強化するために1450ppmのフッ素入りの歯磨き粉がオススメです。

そして、就寝前の歯磨きは1番丁寧に磨きましょう。
寝ている時は唾液の分泌量が減り、自浄作用が低下するため、細菌が増殖しやすくなります。
なので、就寝前の歯磨きを丁寧に行い、歯周病、虫歯を予防するようにしましょう!

タバコと歯周病の関係

歯磨きの時に出血したことはありますか?

出血したとき、歯に痛みや腫れがない場合、歯肉炎と診断される場合が多いです。

歯肉炎の場合は歯茎の状態を検査して歯石を取り、歯磨きの指導を受けて、歯茎を引き締めます。

歯石を取らず汚れがついたまま放置すると、歯周病になり歯がグラグラして抜けてしまいます。

しかし喫煙している方は例外です。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるので、歯茎の腫れや出血があまり

ありません。

血行が悪くなり、歯茎に酸素や栄養が行きわたらないため、歯茎の色も黒っぽくなってしまうのです。

喫煙している方は歯周病になりやすく進行するのも早いので、定期検診で歯茎の状態をチェックしていきましょう。